新聞折込で損や無駄を出さずに注文する方法

新聞折込でやってはいけない注文方法と、損をしない・無駄を省いて注文する方法を、実際の注文経験からお教えします。

これを使ったら損・無駄が出る!新聞折込を注文する時に使わない方が良い注文方法

  •  安易に注文して大失敗。
  • 新聞折込のどんな注文方法で、どの様な失敗をしたのか
    • 金額的にどの位無駄になったの
    • あなただけが失敗したんじゃないの? 普通に頼めば無駄とか出ないんじゃない?
    • どうすれば満足のいく折込の注文が出来るの?
  • 私達の失敗…円状指定システムの落とし穴
    • 落とし穴に気づかなかった注文段階
    • バイト仲間のSちゃんの一言でお店の空気が…
    • とあるお客様のご来店で、モヤモヤMAX
    • 実は注文した折込の配布エリアが「円の状態」からは程遠い内容だった
    • 折込の詳細を調べると、最悪の結果だった…
    • 失敗に関するまとめ
  • それならどうやって新聞折込を頼めば良いの?
    • 私達の成功(折込代理店での注文)
  • 1度目(システム)・2度目(地元代理店)の折込を終えての結論

 

 

 安易に注文して大失敗。

 初めまして。レイナです。
皆さんは新聞折込を利用したことがありますか?

どこかにお店を持ってる店主さんなら、
一度は検討された方が多いのではないでしょうか?

新聞折込はお店の近隣の方々に、例えばセールの案内
であるとかお店が新しくオープンする事などを
お知らせするのに、とても適した広告方法だと思います。

f:id:rena0706:20200314101634p:plain


ただ、
どこに頼めばいいの?
エリアや枚数はどんな感じで選ぶの?
初めて折込する時はわからないこと多いですよね。

私も初めての時は全く分からず、
過去に新聞折込を何度かしている知人に聞くと
「自分で複数の新聞店に持っていくのは面倒だし、専門の代理店に頼むのが手っ取り早いよ」との話。

ただ、知人が使っていた代理店は既に無く、どうしようかと悩んでいました。

そんな折に大手の印刷通販会社で、印刷と折込を併せて注文できそうな通販システムを発見、それを使って印刷と折込を注文。
手続き後は手軽に安く注文できたと思っていたのですが…。

ところが折込日当日に、折込されているはずのエリアのお客様から「うちには広告入ってなかったよ…」の声が次々と。
「何かおかしい」と、詳しく折込の状況を調べてみると…。
全く必要のないエリアに相当な枚数が折込されている事が判明!!
店長が思わず「2度とあのシステム利用しねぇ」と叫んだのでした(苦笑)

上記のような経験から、新聞折込の注文に関する注意点や私が使ったネット通販システムの落とし穴等について実経験を基に書いていきたいと思います。

 

続きを読む

折込自動注文システムの、無駄ばかりの折込プラン具体例 ※広島編

こんにちはレイナです。

「折込自動注文システム」にて注文を行う場合での失敗例についてですが、前回は東京の秋葉原の例を挙げてみました。例で挙げた通りに注文をしてしまったら、かなり無駄と不完全な折込になってしまう内容でした。

折込する地域や新聞によってはちゃんと配分されるんじゃないの?そんな事はありません。使うシステムが同じなので、日本全国・どんな新聞銘柄に「折込自動注文システム」を使って印刷と折込を注文するのであれば、無駄の多い折込をされる・必要な地域に折込されない・指定した円の通りに折込されない場合が頻繁に起こります。

今回は「折込自動注文システム」で提示される、無駄の多い具体例・・・広島での例をご紹介したいと思います。

 

今回システムでシミュレーションのは、広島駅近辺。

新聞銘柄は広島の地元紙である中国新聞を選択。

広島駅を中心に半径800mで指定してみると・・・

f:id:rena0706:20200825155724p:plain

広島を中心に朝日新聞で半径800mの範囲でシミュレーションしてみると、上記の様になります。円で囲んだ範囲の枚数が3,500枚。  
自動注文システムを使う方は、円の範囲に折込して3,500枚折込されると思って注文されると思いますが…
折込エリアを重ねて比べてみて、実際にはどのような感じで折込されるのか確認してみましょう。

f:id:rena0706:20200825161229p:plain

自動注文システムでは、実際のエリアから注文者が折込するエリアを自由に選ぶことが出来ません。また、円の中にあるエリアを全て選択してくれる訳ではありません。
上記の場合でも、円が4つのエリアにまたがっているので本来ならば合計枚数が18,300枚となるはずですが、システム上では3,500枚と表示されます。

過去の検証から
折込自動注文システムは、エリアが選択された場合必ずエリアの定数が表示されるため、上記の場合は必然的に3,500枚のスタジアム通りエリアのみが選択されている事になります。

 

f:id:rena0706:20200826195734p:plain

結果、折込自動注文システムを使うと極端なエリアで配布されてしまう様です。
駅北側のエリアには円で囲まれているのにも関わらず1枚も折込されず、駅南側に折込されるエリアも、本来不必要な箇所へ折込が行われてしまいます。
エリアを確認して注文を行えば、こんな不完全なエリアには決してならないはずです。新聞は全国紙も地方紙もそれぞれエリアが決まっています。
どの新聞に折込する場合も、一度エリアを確認したほうが間違いない様です。

今回の例の場合で、仮に折込出来なかった箇所へ再度折込を行うとなると少なめな枚数で印刷を2度行う事になり、まとめた枚数で印刷をするよりもずいぶん高くなってしまい、不必要な折込箇所が出てしまう事も考えると、折込自動注文システムを使わない方が安く安全に折込が出来そうです。



 

折込自動注文システムの、無駄ばかりの折込プラン具体例 ※東京編その1

 こんにちはレイナです。

以前お話しさせて頂いた、私たちの「折込自動注文システム」での失敗例についてですが、これは何も私たちが注文した地域だけに起こる話ではありません。

皆さんがこのシステムを使って印刷と折込を行う限り、日本全国どの地域でも枚数に無駄の多い折込をされる・必要な地域に折込されない場合が頻繁に起こります。

今回は、円状指定システムで提示される無駄の多い具体例・・・東京での例をご紹介したいと思います。

 

今回システムでシミュレーションのは、秋葉原駅近辺。

新聞銘柄は朝日新聞を選択。

秋葉原駅を中心に半径1kmで指定すると・・・

f:id:rena0706:20200513160328j:plain

 秋葉原駅を中心に朝日新聞で半径1kmの範囲でシミュレーションしてみると、上記の様になります。円で囲んだ範囲の枚数が3,950枚。  
初めて自動注文システムを使う方は、円の範囲に折込して3,950枚だと思って注文されると思いますが…
実際にはどのような感じで折込されるのか確認してみましょう。

 

f:id:rena0706:20200513164808j:plain

自動注文システムでは、実際のエリアから注文者が折込するエリアを自由に選ぶことが出来ません。また、円の中にあるエリアを全て選択してくれる訳ではありません。
上記の場合でも、円が4つのエリアにまたがっているので本来ならば合計枚数が8,150枚となるはずですが、システム上では3,950枚と表示されます。

このシミュレーションシステムでは、システム上で選択されたエリアの枚数はそのまま加算される仕組みとなっています。

となると「湯島お茶の水エリア2750枚」と「八重洲小川町エリア1200枚」だけが選択されている様です。

 

このまま注文した場合、実際に折込される範囲を色付けしてみると・・・

f:id:rena0706:20200513170503j:plain

このまま注文してしまうと、上記の薄く色の付いたエリアに折込がされてしまいます。
円の中には半分弱しか折込がされません。
それ以上に驚くのが、むしろ円の外の方が多く折込されてしまう事。
円の中でも全く折込されないエリアが半分以上あるのに…。
一番怖いのは、自動注文システムで注文するとこんな状態で折込される事が注文前に判らない事。
折込が終わってから右側半分からの反響がない事で、やっと何かおかしいと気付くのかも…。

こんな状態で折込なんて事にならない様に、実際の折込エリアを確認して注文する事がやっぱり大事って事ですね。







 

新聞折込円状指定システムの「枚数調整機能」について

 

 枚数調整機能とは?

印刷と折込を一括して注文出来る円状指定システム内には、「枚数調整」という機能が付いています。これは90~50%迄の10%刻みで注文する枚数を減らし、費用を下げる機能のようです。

私は、この機能を使えばもしかしたら「無駄」や「希望の地域でも折込されない」といった現象が抑えられるのでは?と思い一応検証してみました。

  

f:id:rena0706:20200323165542p:plain

 

f:id:rena0706:20200323165601p:plain

 

f:id:rena0706:20200323173337p:plain


 

f:id:rena0706:20200323165751p:plain

 

※追記 枚数調整しても無駄にならない方法は無いのか?

枚数調整は検証すると
どうしても悪い結果ばかりが考えられるのですが、
もしかしたら枚数調整を使用した注文には、枚数を減らした状態であっても無駄なく配布するために、例えば「お店周りは必ず折込される様にしてもらい、離れた所は入れなくても良い」の様な配慮をしてくれたりするのでは?と思い、念の為運営会社に問い合わせを行ってみました。
(折込するエリアの指定が出来れば、私の指摘した事も問題なしとなるので…)

オペレーターの方には、
枚数調整を行った場合、無駄を無くすために「お店近辺から遠くへ向かって折込」の様な配慮をしてもらえるのか?
とダイレクトに伺いました。

返答は
枚数調整はあくまで予算を調整する機能で、
「枚数を減らしたけどお店周りは必ず入れて欲しい」の様な要望には
お応え出来ません。との事でした。配慮はしてもらえないそうです。

 

枚数の調整=枚数を減らして折込=枚数を減らした事で折込希望の場所で
あっても折込されない可能性が出てくる事になります。

そんな状態で、「お店の周りを重点的に…」の様な指定が出来ないのですから、
枚数調整機能を使って枚数を減らしていなければ折込されていたかもしれない
「折込希望エリア」までも折込がされなくなる可能性が非常に高くなり、
そうなると折込する意味自体がなくなってしまいます。

 

-枚数調整の結論-

枚数調整機能は単純に枚数を減らすだけの機能で、また、エリアの指定を受け付けないとの事なので、希望の場所への折込が全く保証されない状態となってしまいます。仮に店から離れた場所ばかりに折込されたら…これでは折込の効果が減るだけです
新聞折込をする意味が「チラシを見てもらって集客につなげる」事にある訳ですから、その効果が薄れる枚数調整機能は使ってはいけない機能だと思います。