新聞折込で損や無駄を出さずに注文する方法

新聞折込でやってはいけない注文方法と、損をしない・無駄を省いて注文する方法を、実際の注文経験からお教えします。

これを使ったら損・無駄が出る!新聞折込を注文する時に使わない方が良い注文方法

 

 

 安易に注文して大失敗。

 初めまして。レイナです。
皆さんは新聞折込を利用したことがありますか?

どこかにお店を持ってる店主さんなら、
一度は検討された方が多いのではないでしょうか?

新聞折込はお店の近隣の方々に、例えばセールの案内
であるとかお店が新しくオープンする事などを
お知らせするのに、とても適した広告方法だと思います。

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ただ、
どこに頼めばいいの?
エリアや枚数はどんな感じで選ぶの?
初めて折込する時はわからないこと多いですよね。

私も初めての時は全く分からず、
過去に新聞折込を何度かしている知人に聞くと
「自分で複数の新聞店に持っていくのは面倒だし、専門の代理店に頼むのが手っ取り早いよ」との話。

ただ、知人が使っていた代理店は既に無く、どうしようかと悩んでいました。

そんな折に大手の印刷通販会社で、印刷と折込を併せて注文できそうな通販システムを発見、それを使って印刷と折込を注文。
手続き後は手軽に安く注文できたと思っていたのですが…。

ところが折込日当日に、折込されているはずのエリアのお客様から「うちには広告入ってなかったよ…」の声が次々と。
「何かおかしい」と、詳しく折込の状況を調べてみると…。
全く必要のないエリアに相当な枚数が折込されている事が判明!!
店長が思わず「2度とあのシステム利用しねぇ」と叫んだのでした(苦笑)

上記のような経験から、新聞折込の注文に関する注意点や私が使ったネット通販システムの落とし穴等について実経験を基に書いていきたいと思います。

 

新聞折込のどんな注文方法で、どの様な失敗をしたのか

私達は、最近複数の大手印刷ネット通販会社で見かける
「地図上で折込したいエリアを選択すると、
自動で枚数や料金が表示され注文が出来るシステム」
を使って失敗しました。(円状指定システム…みたいな名前になるかな)

地図の上で円状にエリアを選択できるもので、
折込を入れたい新聞の銘柄や印刷の仕様・折込日などを
入力すると枚数や料金がシミュレーション出来て、
そのまま注文出来るというシステムです。

 

金額的にどの位無駄になったの

4,550枚印刷と折込を注文してみたのですが、
支払った金額はキャンペーンを利用して
合計30,000円前後でした。
(ここまでは安いと思ってたんですけどね…)

後で調べてみたら、
不必要なエリアに折込された無駄な金額は10,000円以上ありそうでした。
また、折込したかったエリアに、広告が全く入っていない状態である事も判明。
結果的に損もしてるし、お店の近辺でも折込されていない場所が多いし、
かなり不満足な折込になってしまいました…。

 

あなただけが失敗したんじゃないの?
普通に頼めば無駄とか出ないんじゃない?

システムを使って注文した結果・またあとで色々調べてみた結果、
どんな人でも・たとえ折込の手配に慣れている人でも、
このシステムで注文する限り
1)かなり無駄な折込がされる
2)注文の際に「ここは必ず折込をしたい」と思っていた地域でも
 配布がされない場合が頻繁に起きてしまう

の様な現象が起きてしまいます。

このシステムでは、
地図上で折込したいエリアを「円状に指定」するのですが、
これが無駄を多く生む仕組みになってしまっているようです。

 お客さんの立場からしたら
「指定した円の中にほぼほぼ折込されるだろう」
と思って注文するはず。
でも、実際は各新聞店銘柄ごとに(朝日とか読売とか)
細かく複数のエリアに区分けされています。
単に円で指定するこのシステムでは、
実際の区分けがどの様な形であるのか確認できず、
無駄なエリアがあっても削除出来ないため、
当たり前のように無駄なエリアを含んだまま
注文することになってしまうのです。

 

どうすれば満足のいく折込の注文が出来るの?

この折込エリアを円状に指定するシステムは、
一見、料金が安かったり注文が楽ではありますが、
使わない方がいいです。

私達は折込希望エリアに実際には配布されていなかった事もあり、再度、
きちんと折込エリアが確認できる別の代理店に印刷と折込を注文しました。

無駄や欠落したエリアが出て、再度折込となっては、
費用が倍近くに増えてしまいます。
これを避けるためにも、安さだけに惑わされず、
折込エリアがどのようになっているのか、
きちんと確認できる状態で注文を行うことを心がけた方が良さそうです。

 以下では、私がどのように新聞折込で失敗したのか具体例でご紹介します。

 

私達の失敗…円状指定システムの落とし穴

落とし穴に気づかなかった注文段階

毎度毎度、長ったらしい説明を書くのが面倒なので
「円状指定システム」に以後統一したいと思います。

さて私達は店長を中心に「円状指定システム」を持つ
某印刷会社さんのサイトを開き、地図とにらめっこ。

私達のお店は、宮城県仙台市JR長町駅の東口にあり、
食べ物を取り扱う仕事です。
お店がセールを行うので、その案内チラシを
新聞折込で配ろうって話になりました。

さて、新聞折込についてですが店長曰く
「長町駅の東口を中心に半径1km位をカバーしたいな」
との事。
宮城県では恐らく1番購読者の多い「河北新報
(私の実家も河北新報を読んでます。)で折込する
ことにして円を選択。
下記の様な円で地域を指定しました。枚数は4,550枚。

 

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店長に確認してもらいOKとの事だったので注文。
料金が30,000円程度で済み、予算内で店長も納得。
印刷データの入稿なども済ませ後は折込日を待つだけ。

この時の店長は「お客さんいっぱい来たら、いいなぁ」なんて
のん気な状態でした。

 

バイト仲間のSちゃんの一言でお店の空気が…

折込日当日、チラシで案内した商品の注文がちょこちょこ入り、
裏で「チラシの効果なのかな?」なんてみんなで話していた時、
Sちゃんがシフトで出勤してきました。

Sちゃんは「うちにもチラシ入ってましたよ!」と報告。
折込を注文した私とI君は
「Sちゃん家って太子堂駅の方だったよね」と
違和感を覚えて確認しあった瞬間、
店長が「Sの家って名取川の方だよな…」と何か訝し気な表情。

「そう言えば指定した円の中には入っていない地域かも」と一同が気づき
お店の空気が一変しました。

 

とあるお客様のご来店で、モヤモヤMAX

Sちゃんの一言でお店の空気が変わったのですが、
一応太子堂駅近辺は円内に指定されており
「指定地域に割と近いし円外でも若干紛れて入ってしまったのかも」と
その場では収め仕事を続けました。

が、その後超ご常連のお客様が来られ
「先週聞いてたセールはやらないの?うちの新聞にチラシ入ってなかったから…」
と一言。

一同凍り付く。 

超ご常連様は長町駅西口近くのマンション住みで河北新報を購読。

Sちゃんの一言でざわついた3人が顔を見合わせ「なぜ?」。

そう言えば、長町駅の西口の地域からは1人もチラシを
持ったお客さんが来ていない事にも気づく。

 

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実は注文した折込の配布エリアが
「円の状態」からは程遠い内容だった

閉店後、私は家に戻りこの疑問を深夜まで調査。
何しろモヤモヤMAXでは眠れない。

 パソコンで検索してみると、
「新聞折込エリアの区分けマップ」
の様な物が存在することを知りました。
これは下記の様に折込のエリアがどのように区分けされ、
配布を行っているのかが一目瞭然な地図です。

 また、それぞれの区分けされたエリアに折込をする場合、
何枚必要なのかが判る枚数表があることも知りました。

 

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これを見ると、なんで4,550枚と
されていたのか見当がつかない…。
円内のエリア全てに折込すると、
本来なら12,400枚位の枚数になるはず…。
ただ、「郡山エリア」の枚数が4,550枚になっていて
このエリアだけに折込されていた場合は、
無駄が半分近く出てしまい最悪だなぁ。
3つのエリアに少しずつ配分されて
合計4,550枚なら良いんだけど…。

その日はそこで就寝。

 

折込の詳細を調べると、最悪の結果だった…

次の日、店長に上記のことを伝えると
どうやら西口に再度折込を行う必要があると思っていたらしく、
折込専門の代理店から地図と枚数表を取り寄せていました。

 

店:これ見て
私:資料を取り寄せたんですね
店:枚数4,550枚だったじゃん、円で指定した範囲で枚数が合うのは
  このエリア(郡山エリア)しかないんだよ。
  これでは西口に全く入ってないし、必要ない地域にかなり折込された
  ことになってるよなぁ。
私:円の中に含まれる3つのエリアに少しずつ折込して、
  全体で4,550枚って可能性もありますよね?
店:ない!(えっ、断言する?)
店:この3つのエリアの名前が実は新聞店の名前である事には気付いた?
私:いいえ。(あぁ店舗名だったのかぁ)
店:店舗名って事は、どっかに店舗があるってことだろ?
  だから気になって店舗の住所を調べてみた。

 

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私の斜め上行く執着を見せていた店長。(笑)

店:これを見ると、円の中にがっつり入った位置にあるのが
  「郡山店」だけで、残りの2店舗は円の淵ギリギリの
  所に位置してるでしょ?

私:確かにそんな位置取りに在りますねぇ…。

店:この店舗の位置が重要で、店舗位置が円の中で、
  ガッツリ囲まれていればエリアが選択されて、
  円ギリギリの位置の場合は
  選択されないらしい…。
私:(ぽかーん…)
店:説明するから、例のシステム使ってそれぞれの店舗位置近辺を
  円で囲んでみな
私:(どういう事?)

 

言われるがままにお店のパソコンで例のシステムを使って、
3つのエリアのそれぞれの店舗位置を囲う様に円を伸ばしてみると
下の図のような結果に。

 

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私:小さく囲んでも大きく囲んでも、
  エリアが選択された状態になると決まった枚数で
  計算されますね。
  3つのエリアどれもそうなるみたい…。
店:エリアが選択されれば、
  どうやっても必ず決まった枚数=エリア総枚数で計算される事を考えれば、
  うちが注文した時の4,550枚って
  「郡山店エリア」の4,550枚にしか当てはまらないでしょ?
私:あっ!
店:となると、うちはこんな感じで折込したことになる訳。

 

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実際に折込された地域


これを見ると指定範囲内のJRの線路の西側は折込されておらず、
逆に東口に関しては範囲外の地域を大きく含んだエリアに折込されて
いるようです。
これならSちゃん・ご常連のお客様・駅の西口地域のお客様が来ない理由の
全てに説明がつきます。
私が夜に調べた時に思った、最悪の場合のシナリオのようです。

私:これはかなりやっちゃてますね。
店:こんなの素人じゃ判らないって。
  まさかこんなトラップのあるシステムだったなんて。(涙)
私:西口はどうするんですか?
店:西口側も常連のお客様がいる商圏だし、セール期間もまだあるから、
  今度はシステムを使わず、地元の代理店に注文しようと思う。
  (あぁやっぱり2回目を…)
  早速電話してみる。
店員一同:早っ!  

※2回目(代理店での折込)については「私達の成功」をご覧ください。

 

失敗に関するまとめ

お店の名探偵〇ナンのおかげですべて謎が解決…。(笑)
某国民的推理アニメの主人公には程遠い風貌・年齢ですが…(笑)

冗談はともかく、がっつり円の中に新聞店の住所が含まれる場合だけ
エリアが選択されていた様です。
折込するエリアを選びたいのに、
新聞店の住所でエリアが決まってしまっていたとは。
それにしても、長町・長町南エリアの空白ぶりに対し
郡山エリアの無駄の多いこと…すごくがっかりする。(泣)

これ、素人には理想的なエリアの選択が
出来ない仕組みだと思いました。
だって、新聞のエリアがどうなっているのかとか
新聞店がどこにあるのかなんて、
普通の素人が知ってる訳が無いですもんね。
そこまで下調べしないと、ほぼほぼ失敗してしまう仕組み
では、私を含めた素人には到底上手くいくはずがありません。

それどころか、正確な円を単純に拡大縮小させてエリアが
選択出来る仕組みだから、
円をずらせしてあちらを入れればこちらが抜けて、
拡大させれば不必要な範囲まで折込する枚数が増える…
プロの方でも円の中に無駄なく・必要なエリアだけを
選択することは無理だと思います。

 

このシステムを使って、印刷と折込を併せて注文される方は大抵
「ほぼほぼ(90%ぐらいかなぁ)円の中に折込されるだろう」
ってつもりで注文しますよね?
私達もそうでした。

 

私たちのケースで考えます。
「実際に折込されたエリア」は上記の画像の通り「郡山エリア」となります。
(黄色の部分全て)

この郡山エリアは、割と駅前に家が集中している事を考慮しても、
希望通りに折込されている(黄色背景の円の中部分)のが約60%残りの40%は
不必要なエリアに折込された状態になってしまっています。
私達は、郡山エリアの4,550枚を大体30,000円で注文したのですが、
無駄なエリアが40%とすると、30,000円の40%は…12,000円。 
お得だと思っていたらそのうち12,000円分が無駄なものでした。
(私達はそれに加え、必要だったエリアの折込もされませんでした。)

4,550枚程度でそんなに無駄があれば、枚数が増えれば無駄は
驚くぐらい大きなものとなるでしょう。

私達の失敗は上記の通りなのですが、
このシステムの仕組みを考えると、
希望通りにエリアの指定ができない問題点があり、
新聞折込に不慣れな人は勿論、どんな人でも・例えプロが使っても、
希望を外れたのエリアへかなりの枚数を折込されてしまう事が
避けらません。
つまり、利用者はこのシステムを使うことで、
折込エリア等を予めしっかり確認する機会もなく、
希望とは異なる折込がされて、
むしろ価格が大幅に高くなってしまう訳です。

名の知れた会社だから、簡単だから、安いから…そんな気持ちで頼んでしまうと
「無駄な出費」に加え「配布したはずのエリアから反響がない」なんて、
あとできっと後悔してしまうでしょう。

この出来事を店長から聞いた常連のお客様に
「安物買いの銭失いだ」と、
もっともなお言葉をいただき、
ひたすら苦笑いする店長の哀しげな背中を見て、
私達の失敗は幕が降りるのでした…。

 

※私達は使わなかったけど、このシステムにある枚数調整機能について
このシステムには枚数を調整する機能(50%程度迄・10%刻みで枚数カットが可能)
があり枚数や金額をカット出来ます。
もしかしてこの機能を使えば無駄を減らし、
より効果的な折込が出来るのかも?
と思いそちらについても別ページにて検証してみました。

rena0706.hatenablog.com

 

それならどうやって新聞折込を頼めば良いの?

 もちろん、
1)どのエリアに折込がされるのか?
2)折込するエリアに何枚が配布されるか?
をきちんと確認できる状態で、注文を行うのがベストです。

新しいお店のオープン案内など、
大切な日の折込に、無駄や想定外に配布されなかった場所があった場合、
取り返しがつきませんよね。
私達のように失敗して再度折込をすることになれば、
料金は安いどころか倍になってしまいます。
大量の枚数を折込するなら、尚のことです。

これらのリスクを最大限にカットする為に、
私達が行った2回目の折込について、
その内容をご紹介しますので、
折込がどのように変わるのかを参考にしてください。

 

私達の成功(折込代理店での注文)

私達は1回目(円状指定システム)で配布が出来なかった
長町駅西口エリア(線路の左側)への折込を再度行うことにしました。

痛い目をみた「円状指定システム」を念のため確認してみると、
今回もこちらの事情などお構いなしに
長町エリア3,950枚
長町南エリア4,000枚
合計枚数だと思われる7950枚を枚数として表示しています(苦笑)
無駄なエリアをまたたくさん含んでいるし、
これはまた絶対痛い目をみるパターン…。

 

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そこで、私達は問題の「円状折込システム」を諦め、
地元の折込代理店さんに相談を行うことにしました。

 

交渉は店長が。(私や他のスタッフも電話をスピーカーにしてもらって盗聴(笑))

店長:長町駅西口で河北新報に折込したいのですが。
代理店:長町駅の西口には2つの営業所のエリアがあります。
店:長町店と長町南店ですか?
代:よくご存じですね。エリアマップ等をご覧頂いたのですか?
店:そちらで先日頂きました。
  それで、枚数が合計7,950枚になると思うのですが、
  予算の都合で2,000枚ずつ2つのエリアに折込して、
  合計4,000枚で折込してもらう…みたいな事は可能ですか。
   (なんかセコイ。(笑)けど一回折込したもんで、予算が少ない…)
代:もちろん可能です。(えっ、可能なの?)
  それぞれの新聞店に「長町駅を中心に配布を」とのエリア指定を行えますので、
  そうすればエリアの範囲内でも長町駅に近いところから折込されます。
   (そんな事まで…。システムは教えてくれなかった…(泣))
店:実際どんな感じになるのか、マップ上で教えてもらっても良いですか?
   それを見て検討したいので。
代:ではご用意してお送りします。

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私達が見た地図は、とても理想的なフォルムでした。(笑)
店長は速攻折り返しの電話を。

 

店:ほんとにこんな感じで折込してもらえるんですか?(疑り深くなってる(笑))
代:新聞店の配達システムの都合で、多少凸凹はありますが可能です。
  というのも、例えば4,000枚を配る新聞店の場合、
  約20名程度のスタッフが配達を行います。
  つまり1つの販売店のエリアを20のブロックに分けて
  配達を行っているのです。
  「長町駅を中心に」と指示を出した場合、長町駅に近いブロックから
  優先して折込をしていきます。
  その為、「半円の中に形の違うタイルを敷き詰めて
  いくような状態で折込される」と想像していただくと、
  多少凸凹するのがお分かり頂けると思います。
  (凄いイメージしやすい。ってか、システムの時はブロックは1個だったのに(笑))
店:1丁目は入れる・2丁目は入れないの様な事は出来ますか?
代:丁目の指定やマンションのみの様な限定された指定は出来ません。
  先ほども申したように、配達はブロック毎に行っており、あくまでこのブロックは
  配達しやすいように分けられた物で、丁目で分けている訳では無いからです。
  また、マンションのみの様な指定は、配達の最中に行く先々で
  「ここは入っているもの」・「ここは入っていないもの」と選別する時間が
  加わる事になり、配達時間が遅くなってしまうので
  新聞店が受け付けておりません。
店:印刷も注文できるんですよね?
代:承っております。
店:分かりました。検討して折り返します。

電話をスピーカーにして私達も聞いていたので、すんなり一同が納得。

 

値段は4,550枚で注文した約30,000円強のシステムに対し
今回の地元の代理店さんは4,000枚で約29,000円弱と単価は若干だけ高いかも。
ただ、システムで2回目迄頼むとまた余計なエリアも配って
合計7,950枚で50,000円越え。
代理店さんなら余計な場所はほぼほぼ削減出来て29,000円。
これなら誰が考えたって地元の代理店さんに注文します。

 

注文は思っていたより楽。
1)代理店が送ってきた注文書(申込書)に必要事項書いて送り返す。
2)印刷の原稿を入稿して料金を期日までに振り込む。
たったこれだけ。
掛かる時間も手間もほとんど変わらないのに折込出来ちゃいました。

 

後日折込の日、超ご常連様がチラシを持参で
「今回は入ってたわよ」とのお言葉を頂きました。
また、有難いことにご近所にも聞いてくれたらしく
河北新報取ってるとこはみんな入ってた」との事。
今回チラシ持参のお客様は、
想定していたエリアのお客様ばかりで店長もご満悦。
ご褒美として、店長のおごりで近所の美味しいパスタをみんなで頂きました。

 

 

1度目(システム)・2度目(地元代理店)の
折込を終えての結論

 

地元代理店での折込は、上記の通り満足のいく内容でした。
2つの折込注文方法で、
一番の大きな違いは「1つのエリア内でも更に細かいエリア指定が出来る事」。
これにより無駄が大幅に削減されるのを実感しました。
また、代理店の場合はエリアマップを見て折込するエリアを選ぶので、
「近場なのに折込がされていない」なんて事も未然に防げます。

 

普通、折込を注文する時に、
「お店の近辺は必ず入れてほしいけど、
お店から遠い地域では入る・入らないはあまり気にしない」
の様にお店近辺を重点的に折込したいと思って注文すると思います。

 

実際新聞折込ではお店の住所に近いエリア程反響が多く、
距離が離れるほど反響も薄くなる傾向がある様です。
(同じような商品を同じような価格で取り扱うお店が2つあったら、
やっぱりより近い方のお店を選んじゃいますよね。)
なので、基本的に折込代理店ではお店を中心とした折込を勧めるそうです。

 

であれば、お店周りへの折込を優先し、
枚数がなくなり次第離れたエリアで調整する
配り方で折込をしてほしいものです。

安くても余計な地域に必ず折込される無駄を考えれば、
無駄を削り必要なエリアへ優先的に折込した方がより効果的な折込となるし、
絶対にコストも低く抑えられます。

ここまで考察してきて、下記が私の2つの折込注文方法に関する結論になります。

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折込希望日までに日にちが少なく、手続きにもほとんど時間を割けないので
「とにかく間に合いさえすればなんでも良い」と言う場合にだけ、また、無駄や損が出ることを承知の上でなら円状指定システムは使えると思います。
但し、日にちは少ないけど「2~3時間程度なら手続きの為の時間作れる」
という状況なら、まずは代理店さんの様に
「折込エリアについてある程度確認することが出来る会社」
へ問い合わせた方が良いでしょう。

〇手続きの為の時間がある方
〇折込希望日までに大分余裕のある方
〇少しでも効果的な折込をしたい方
〇安さを求める方
いずれの場合も、折込のエリア区分けマップを見て枚数の配分を確認
しながら手続きの出来る業者さんに頼んだ方が絶対納得が出来ると思います。

 

納得の行く折込が出来る状態で
注文を行うことが前提条件。
その上で見積もりを取り
料金的にも納得をしてから注文すれば、
ベストな折込になると思います。

 

長々とした文章にお付き合い頂き有難うございました。

皆様が費用的にも・効果的にも満足が行く折込広告が行えるようお祈り致します。